マンションの無料インターネットが遅い理由と今すぐできる３つの対処法！
2018/11/01
インターネット無料のマンションにお住まいのあなた、こんなお悩みはありませんか？
お得だと思って契約したマンションも、快適にネットが使えないのであれば意味がありませんよね。
本記事では、マンションのネットが遅い原因（理由）と、対処法を３つご紹介していきます。
家族がいるからいまさら引っ越せないという方でも大丈夫！
今のお家のままできる解決策を提案します。
マンションの無料インターネットが遅い理由
まずは、マンションのインターネットがなぜ遅いのか、その理由を４つご紹介します。
- 回線をみんなで共有しているから
- 部屋までは光回線を使っていないから
- ルーターやワイファイ機器が性能不足だから
- ケーブルテレビ回線を使っているから
下記に詳しく説明していきます。
回線をみんなで共有しているから
戸数の多いマンションでインターネット回線を共有しているという状況が、回線の圧迫につながり速度が落ちる原因になります。
特に築年数の古いマンションの場合はその設備も古いため、より回線に影響しているということが考えられます。
部屋までは光回線を使っていないから
共用部分までは光回線を引いていても、各戸への配線は電話回線を使っている可能性があります。
マンション内の配線によって「光配線方式」「VDSL方式」「LAN配線方式」の3つの方式があり、光回線を通せないマンションの場合は、最大速度が100Mbps程度となります。
さらにそれを各戸で分け合って使うことになるため、実際の速度はどんどん遅くなり、サイトの閲覧すらも快適にできなくなってしまうのです。
ルーターやワイファイ機器が性能不足だから
部屋まで引いた回線には問題がなくても、複数端末につなげるために設置しているルーターなどの通信機器に問題があるかもしれません。
使い始めてからしばらく経過しているようなら、そのルーターの処理能力が追いついていないことを疑ってみましょう。
コンセントのLANコンセント部分から、有線でパソコンにつないでみましょう。
それで速度が改善するようなら、回線自体には問題がなく、ルーターの問題であると考えられます。
ケーブルテレビ回線を使っているから
アパートなどの集合住宅に設置されていることが多いケーブルテレビJ:COMのネット回線ですが、光回線とは圧倒的に速度の違いがあります。
最大1Gbpsを謳っている光回線に比べ、J:COMの最大速度は320Mbpsです。
しかも最大速度はあくまでも理論上の最高数値ですので、お使いの地域、建物の環境が回線状況に影響しているかもしれません。
無料インターネットは本当に無料なのか
物件を探しの際に、「インターネット無料」を決め手にしたという方もいるかもしれません。
実際に空室が出た物件をインターネット無料と宣伝すると、しなかった場合よりも契約されやすいという傾向があるそうです。
もはや私たちの生活になくてはならないインターネットですから、無料で利用できるとなればこんなに嬉しいことはありません。
しかし、一見すばらしいことのように感じる宣伝文句には注意が必要です。
それではどんな点に気をつければいいのでしょうか。
詳しく説明していきます。
インターネット無料マンションは２種類ある！
インターネットが無料で使えるマンションには、使用者側から見て以下の２タイプがあります。
- ネット料金が家賃・共益費に上乗せされている
- 大家さんが利用料を負担してくれている
「無料」と謳われているインターネットは、実は無料ではないかもしれません。
上記の１つ目のように、ネットを使用するための通信料が、月々の管理費や家賃に含まれていることがあるからです。
実は全然お得じゃないかもしれない「ネット無料」
ネット利用料金としては払っていないので「無料」と感じやすいですが、実際は「まとめて払っているだけ」ということもあります。
インターネット無料の賃貸にお住まいで、自宅のネットがどうなっているのか知りたい人は、大家さん・管理会社へ質問すれば教えてもらえます。
ぜひ一度、「インターネットの使用料は家賃や共益費に含まれているか」確認してみてください。
インターネット無料マンションに住む人たちの声
マンションの無料インターネットの速度に悩むのは珍しいことではありません。
マンションでネット無料の地雷率の高さ。マンションの皆が使う夜とか遅いみたいな最悪なパターン
— Hirotooon (@__hiroto__1991) 2018年7月30日
ネット無料を謳っているマンションって無料なのは1M以下の到底使えそうにない回線なので、結局ネット代は要る。契約時に教えてくれないけど。
— HaTa (@Mad_HaTa) 2016年9月3日
うちのマンションネット無料なのはいいけどたまに止まるんだよなぁ
— クロたん(仮) (@e_kuro777) 2016年2月15日
ネットが遅いと感じた時にいますぐできる対処法
インターネットが遅い・重いと感じたら、下記の３つの対処法がありますので、一つ一つ、自宅での実践について検討してみてください。
有線LANでつないでみる
本記事の「ルーターやワイファイ機器の性能不足を調べる」部分でも紹介しましたが、普段ルーターを使用して複数端末をネット接続させている場合は、まず有線LANケーブルでつないでみることをおすすめします。
無線で電波を飛ばすよりも、有線で直接繋いだ方がパフォーマンスは向上します。
試す際は、ケーブルに破損がないかもしっかり確認してくださいね。
また、この方法の良い点は、原因を絞ることができることにあります。
有線でつないだ時に通信速度が速くなったら、無線ルーターに原因があると考えることができます。
逆に通信速度が改善しないようなら、回線自体に問題があると考えられます。
自分でルーターを設置する
上記の有線LANを試してみて速度が改善されたら、無線ルーターに原因があるということになりますよね。
「そういえば設置したのはもう何年も前…」と感じませんか？
実はWiFiルーターは従来の11nから「11ac」という新しい規格のものが出てきており、最大約11倍速くなるとされています。
せっかく光回線を引いていても、ルーターの性能不足によって速度が遅くなっているのでは非常にもったいないことです。
最新のルーターはAmazonなどで数千円で手に入りますので、以下の商品を参考にしてみてください。
どちらも新規格の11acの製品です。
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自分で個別に回線契約をする
最終的かつ絶対的な対処方法です。
共同回線ではどうしても各戸の使用状況に左右されてしまう回線状況も、個別契約をして自宅専用回線を引くことができれば解決します。
しかし共用部分を含めて工事が必要になりますので、まずは管理会社へ個別回線を引きたい意思を伝えてみましょう。
マンションによっては許可が下りない場合もありますので、確認から始めてみてください。
工事の許可が無理なら工事不要のWiFi回線！
管理会社や大家さんの許可が降りずに、個別契約の光回線を引くことが叶わないこともありえます。
そんな時はコンセントに挿すだけですぐに使えるホームルーターが活躍します。
下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてお読みください。
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まとめ
インターネット無料マンションで回線速度が遅い時の対処法３つ
- 有線LANでつないでみる
- 自分でルーターを設置する
- 自分で個別に回線契約をする
いますぐ動き出せる対処法ですので、ぜひ我慢せずに行動してみてください。
複数端末をネット接続するのが当たり前の時代ですから、今後のことも考えて、安心できるネット環境を整えておくことをおすすめします。
